相続放棄が受理されました。
コチラで先日書きました、母の相続放棄が正式に受理されました。また、法律事務所からは大阪の某市役所へも裁判所に受理された旨を通知してもらい、これで全ての手続きが完了です。家内で今年一番の心配事が片付き、母ともども、ホッと胸を撫で下ろしております。ご心配していただいた皆様、ありがとうございました。
カタナを購入したら一番最初に行う改良?
カタナは、未だこの状態。サイレンサー修理してから、一気に片付けようかと考えてる。新品のガスケットがあるから、エキパイだけでも取り付けてもいいんだけどな。どうせ、この寒さじゃ乗らんしね。この画像は、コチラでも載せたから、見覚えがあるヒトもいるはず。あとから、この画像見て思い出したことがあるんで、今回はそれについて書いてみようとおもう。
思い出したというのは、スタッドボルトのこと。オーナーなら知ってるとおもうが、カタナには、エンジン側に画像のようなスタッドボルトは付いてない。ただ、ネジが切ってある穴が空いているだけ。
その穴に上の画像のようなキャップボルト(六角穴付きボルト)をねじ込み、フランジを留めるということになる。やってみるとわかるが、これがすごく面倒くさい。というか、一度俺はエンジン側のネジ穴をナメてしまい、タップを切り直した経験がある。
考えてみればわかるが、エンジン側には何も引っかかりがないんだからな。
通常のマフラー交換の場合は、スタッドボルトにフランジを引っ掛けておいて、二、三番のどれか一箇所にナットで仮止めできれば、あとはスイスイ…ってことなんだけど。カタナの場合は、そのやり方が出来ないから、本当に面倒くさかった。
画像は、未だキャップボルトで固定してた頃のもの。
スタッドボルトは、エンジンOHの際に頼んで取り付けた。*1 やっと俺のカタナも「普通のバイク」の仕様になったわけだ。
追記。
フランジナットというと、バイクのマフラーのフランジを固定するから「フランジ」ナットだと思ってるヒトもいるかもしれない。一般的に、円筒の周りに付いたツバのことをフランジと呼ぶから。ナットも円筒形だから、それにツバ(=フランジ)が付いてるということで、ああいう形のものをナット単体でフランジナットと呼ぶんだよ。(円筒形の)エキパイの先端に付いてるツバもフランジだし、それをフランジナットで留めるという……紛らわしいには違いないんだけどね(笑)…まあ、スプロケの歯数を数えるのに「◯丁(ちょう)」と言うバイク屋もいるしな。あれって、英語のteeth(toothの複数形)の頭文字を取ってるから。本来は「◯T(ティー)」と言うのが正しい。例えば「リアのスプロケは41Tだ」とかね。誤用が一般化してしまっているし、意味がわかっていて敢えて便宜上使ってる分にはいいんだけどさ。
舞鶴軍艦カレーパン
昨日、昼の弁当を買うつもりで寄ったミニストップで、こんなのを見つけて思わず手に取った。
今月の6日から、東海(静岡は一部)・近畿・四国エリアで販売されているとのこと。舞鶴といえば、「肉じゃが発祥の地」を広島の呉と張り合っていることでも有名だ。
肝心のカレーパンを食べた感想だが、(コンビニで通常売られているものと比べて)味付けはあっさり目で美味しい。パンと中身のカレーの量のバランスもちょうどいい。俺の感覚でコンビニのパン類を評すると、やたら味付けが濃かったり、一つ食べれば『もういらない』と思うようなボリュームだったりする*1ことがままあるんだが、こいつに関しては2個目もいける感じだな。(それでもカレーパンを2個も食うと結構腹持ちするけどな)
金カレ 金曜日はカレーの日 カレー 金曜日 - 金曜日はカレーの日‐ホームページ‐
*1:特にクリームパンがひどい。あれはパンじゃなくて、クリームを食ってるようなもんだ。
サイレンサーを自分でリペアする際に覚えておきたいこと
仮に、ステンレスの筒に交換した場合。雨中に走行して放置すると、サイレンサーの出入り口部分のアルミがステンレスよりも低電位なので、アルミのほうに腐食を起こす。(テレビのアンテナのエレメント部分が古くなると白く粉を吹くが、あれはアルミのサビなのだ)
自分のマフラーの場合、チタン(エキパイ)とアルミ(サイレンサー)の組み合わせだ。チタンとアルミ間でもガルバニック腐食は起こすが、(土砂降りの雨の中を長時間走行でもしない限り)アルミ側の腐食は、ほとんどないと言っていい。ただ、風雨に晒された場合の耐食性でチタンとアルミを単体で比較すると、当然のようにアルミが劣る。*2
冬に凍結防止剤*3や融雪剤*4が道路に撒かれた道路をバイクで走行したあとは、できたらバンドを外して、サイレンサーをメタコンなどで磨いてアルミ表面の保護をしておくほうがいい。あの白い曇りってのは、結局のところはサビが浮いてるということなんだよな。磨くたびに少しずつ痩せてるってことだが、それ言い出すと『クルマにコンパウンドかけるのはどうなんだ?』って話になるわな。(自分の場合は、基本的に冬場はバイクで走らない。この時季の峠の日陰部分に関しては、天候に関わらず完全に乾くことがないからだ)
カーボンの筒だと、いくらでも素材として安く販売されている。ガルバニック腐食の問題も考える必要はないが、退色するのが早いし、音質も変わることもあって見送った。穴は貫通してないし、見えないところだから、今回はロウ付けで対処することにしたよ。そのときに、グラスウール交換などのリペアも一緒に行う予定だ。
(マフラーエンドやテールパイプの接続部分とサイレンサー本体がそれぞれ別々の素材の組み合わせってことは、さすがになかっただろうけど)ヨシムラやモリワキの後発のメーカーなんかは、初期の頃に電食のことなんか考えて作ってたのかなあ?
アクスルシャフトの左右を逆に差し替え→サイレンサーとのクリアランスを確保
ここの傷の原因。リアサス点検したときに気がついてたが、面倒くさいから放置してた。今回は、そこらあたりを解消してみたい。
原因はこれ……というか、純正のアクスルシャフトもナットを右側にしてたんで、あの傷自体は純正のシャフトの先で擦ったものだ。純正のマフラーは外へ大きく張り出す形だし、まず傷がつかない。社外品に交換すると、(クリアランスがギリギリだから)あんな風に傷ができる。で、解決方法はというと……
単純に、アクスルシャフトの左右を逆にして入れ替えるだけ。(サイレンサーバンドを固定しているボルトにカラーを噛ませるとかも考えられるとおもうんだが)一番簡単で費用もかからないのはこの方法になるとおもう。
左右逆にしたことで、メンテナンスの際のメリットもある。ナットが右だと、外す際はメガネレンチでいいが、トルクレンチで締める際はソケットを使わなければいけない。そうなると、いちいちサイレンサーを外すことになるから面倒くさいしな。その点でも、今回の差し替えは有効だ。
アクスルシャフトを一人で差し込む際に必要なのは、「段取りと筋肉」だな(笑)
サイレンサーの筒は、普通に材料として買うと安価みたいだし。グラスウールと一緒に交換するのもいいかもしれない。
冬のメンテナンスの間ぐらいなら、これで十分保つな。
無いよりはマシってやつ。
Tightening torque :
Axl nut - 85-115 N·m
Axl support bolt - 15-25N·m*1
*1:締め付けトルク。市販整備書(英語版)のデータより。