紅旗征戎吾ガ事ニ非ズ

SLASH METAL⚡ GARAGE OFFICIAL BLOG

ブログのタイトル文字を画像で指定

ブログタイトルを、OSの影響を受けない画像に変更することにした。

f:id:ghost_pain:20161216224122p:plain

まずは、好みのフォントで作ったタイトルを画像にして、はてなフォトライフにアップロード。画像アドレスをコピーする。それからヘッダのタイトル下に以下のように記述する。

<div id="title2">

<a href="(ブログのアドレス)">

<img src="(ブログタイトルの画像アドレス)">

</a>

</div>

CSSで以下のように追加して調整。

#title a{

display: none; /*デフォルトのブログタイトルを削除*/

}

 

#blog-description{


margin:0 0 -150px 0; /*説明文の位置を調整*/

}

 

#title2{

margin:0 0 150px -5px; /*新しいブログタイトルの位置調整*/

}

終了。

 

f:id:ghost_pain:20161211180554p:plain

 

ちなみに、デフォルトの表示ではこんな感じ。(デフォルトの文字を太くすると少し印象が変わるが、Mac以外では全く反映されない)

 

 

お袋と軽トラ

news.nicovideo.jp

 

リュックを背負ったお婆さんが、隣市から徒歩でうちの地元のディスカウントショップまで買い物に通ってるのを見たことがある。いわゆる買い物難民だ。途中に2kmほどのトンネルがあるんだが、排ガスまみれになって重い荷物を背負って歩くことになる。そのディスカウントショップも、今年に入って潰れてしまったから、『あのお婆さんは今頃どうやって生活してるんだろう?』と、そこの前を通ると思う。(隣市のコンビニでも、お爺さんが同じようにリュックを背負って買い物に来ていたのをみたことがある)

宅配サービスを毎夕食利用してるヒトも近所に多くいるけれど、『仕事で忙しくて作れない』と言う場合がほとんどだ。こういったものを、お年寄りの多くは『贅沢すぎる』と思うから、病気で寝込むことでもない限り利用することはほぼない。

『公共の交通機関を利用すればいい』と言うヒトは、ファスト風土と呼ばれるような田舎の郊外にでも一度住んでみればいい。街の中心へ出るバスは午前に一本、帰りは帰りで午後に一本だけあるバスをひたすら待ち続けることになる。デマンド型の乗合タクシーもあるにはあるが、自分の都合のいい日や時間に利用できるとは限らない。

 

うちのお袋は今年76になるが、マニュアルの軽トラを普段の足にしている。親父を診察に連れて行ったりする際は俺のクルマに乗せて行くんだが、病院へ定期的に薬を取りに行ったりするのは、お袋が軽トラで行く。

俺自身は二ヶ月に一度のペースで通院してるが、(薬局の待合室などで見ていると)お年寄りを病院へ送迎をする家族のヒトも大変だ。息子夫婦が共働きの場合だと、一ヶ月や二ヶ月に一度、親が通院するスケジュールに合わせて仕事を中抜けしてるヒトもいるようだからね。職種によっては、そういう融通も効かない場合も当然あるだろうよ。

時々、お袋の軽トラを借りて乗ることがあるんだが、たまに備え付けのドリンクホルダーにコーヒーやジュースの空き缶が入ってることがある。軽トラの中は、お袋が煩わしい雑事から解放されて唯一ひとりになれる場所だし、たぶん、買い物や用事を済ませた駐車場なんかで一息ついてるんじゃないかと思う。親父は病状が進んで完全介助の状態だし、おむつとかも毎日大量に使う。日常の食料品と合わせると、買い物に行くだけでかなりの重労働だ。お袋が気にするといけないので、俺はドリンクホルダーの飲み物の件については触れることもないし、見て見ぬ振りをしている。

 

追記。

 

自分の知り合いも、(2年ぐらい前かな?)営業中に店に突っ込まれて大怪我をした。最終的には弁護士立てる事態にまで発展したようだわ。示談書にはハンコをついたが、体の状態は事故前と全く同じというわけにはいかないようだ。

『マニュアルを運転させればいい』

そういう意見もあるんだけどね。俺がクルマ屋でバイトしてたとき、

『おまえ、ニュートラルに入れてなかったのか?』

って親方から怒られたことがあった。

バイトに入ってまだ日が浅い頃で、普段の癖がうっかり出てしまって、お客さんのクルマを出してきたときにギアを入れて停めてたんだな。それで、お客さんは、シフトノブに触らないで(クラッチを踏まないで)エンジンをかけてしまったというわけ。*1 サイドブレーキはしっかり引いてたから、エンストしただけで済んだんだけどね。マニュアルを日常的に運転してるなら、始動の際にクラッチを踏む癖は当然ついてるだろうと普通はおもうんだが、何も考えないで座ってメインキーをいきなり回すヒトは実際にいるんだよな。お客さんは、40代ぐらいだったな。客商売的には、勉強にはなったけどね。

 やれどこかで大声挙げて店員に怒ってたとか、今はなんでもかんでも「年寄り憎し」みたいな風潮になってるよな。そういうのがあまりにも多いんでさ。『嫌な世の中になったもんだ』と単純におもう。それだけさ。(『自動ブレーキシステムが後付けできるようにしたらいい』というのは、自分の知り合いも強く訴えてたね)

 

 

*1:俺は今50だから、バイトしてたのはずいぶんと昔の話です。最近のクルマのシステムとは少し違います。

(これから書くことは全てフィクションです)

 

夕方。

 

母には出かける際に『遅くなるから夕食はいらない』と言っておいた。『遅くなる』とは言っても、8時過ぎには家に戻る。父の体が不自由になって以来、いつのまにか自分の中にできたルールのようなものだ。バイクは、ほぼ冬眠状態と言っていい。この時季は、どうしてもクルマで走る機会が多くなる。今年は、秋から地元でクマが頻繁に出没しているが、どうしても走りやすい夜にクルマを出してしまう。

 

 そろそろ帰宅ラッシュが始まろうという国道から脇道へと入る。前にはタンクローリーが1台。いつもなら抜くに抜けないので、イライラするところだが、タンクローリーはセダン並みのハイペースで細い山道を駆け抜けていく。ややもすると、こちらが置いていかれそうになるスピードだ。

通常、危険物の輸送にはルートが決まっている。それも、安全を考慮して、幹線道路などのできるだけ大きな道路が輸送ルートには選ばれる。こんな山の中をふつうは走らない。おそらくは、タンクの中は空だ。いくら中に仕切りがあるとはいえ、不安定な液体の中身がある状態でこんな運転はできない。

『それにしても速いな』

タンクの後ろにはカメラがついている。こちらが後ろを走っていることもドライバーは気がついているだろう。わずかのストレートも見逃さず、その都度瞬時にタンクローリーはペースを上げる。ヘアピンカーブも過ぎて、トンネルを抜けると、あとは下りになる。さすがに尾灯が赤く点く回数は増えたものの、タンクローリーはほぼ変わらないスピードで下っていく。

 

中締め切ったままの野菜販売所の自販機の前で休憩を取る。この先は人家が増える。さっきのように、前方の視界を塞がれた状態で走り続けることは避けたほうがいい。携帯でいくつか通知をチェックし終えると、また道路へと戻った。

 簡易郵便局の角を曲がり、変電所から一車線半の長い坂を上り終えると、今度は長い下りが続く。慣れた道とはいえ、人家がまばらにある上に、所々は平坦なゆるいカーブを挟んでいる。この平坦なカーブが曲者で、夜には低い歩道との境界が判然としなくなる。対向車に注意しつつ、ほとんどハイビームのまま国道へ出る。

『ホットのMサイズを一つください』

『赤の5番のボタンを押してください』

コンビニの駐車場で全ての窓を全開にして、タバコに火をつける。愛用している靴墨の缶をリサイクル(?)した灰皿は、密閉性の高い蓋を締めれば一瞬で消火ができて都合がいい。禁煙中に購入した自分のクルマには、灰皿を模したコインケースが入っている。コンビニを出たあとの帰りの国道は、ずっと上りが続く。燃料計はすでに4分の1を切っていたが、セルフで給油するまでは保つだろう。

峠に入る直前の信号を過ぎると、すぐに登坂車線だ。前の2台のクルマは、すぐに左の車線に入った。間髪を容れずシフトダウンして、2台のクルマを追い抜く。すぐに、2台のうちの1台が、自分のクルマの後ろについた。(低く唸るエンジンと4灯のヘッドライトから)一旦は道を譲ったが、走り去る自分のクルマを横目で見て、追ってくるつもりになったらしい。相手は、ボクサーエンジンを積んだ四駆のステーションワゴンだ。

『面倒くせえ』

日常の買い物に使うような小型車に、エアロを取り付けただけの外観は、ときに他のドライバーから舐められる。ここを通ると、そんなドライバーに遭遇することはよくあることだ。煽ってくるのは、何もスポーツ走行に特化したクルマばかりとは限らない。最近は、家族を乗せて温泉に入りに来たようなミニバンが、ぴったりと張り付いてくることもある。

坂を上りきると、すぐに右へ曲がる急カーブだ。永遠とも思える長く大きなカーブは、陸橋になっている。

f:id:ghost_pain:20161224194826j:plain山間部の深い谷底から立つ陸橋には、太いステンレス製のパイプがカーブに沿う形で端から端まで何段にも渡してある。ふつう、欄干とは歩行者が手すりにしたりするものだが、昼間であっても、この峠を歩いている人間は一度も見たことがない。形としては欄干だが、実質的にはガードレールだ。直線の続く場所があまりないのに加え、道路にはカーブ毎にグルービングが縦に掘られている。道路全面に掘られた縦溝は、クルマを運転する際にも緊張するが、ここをバイクで走る者はそれ以上に嫌な汗をかくことになる。

 

ステアリングは同じ舵角を保持して、進入したスピードを落とすことなく陸橋の上を走り抜ける。陸橋を抜け出たあとは、一気に長いストレートを上り切る。二つほど大きなカーブを通り過ぎる頃には、相手はやる気が失せたのか、バックミラーからヘッドライトの光は消えていた。温泉に向かう脇道の手前のトンネルで前が詰まってきた。追いついて来たステーションワゴンは、自分のクルマと通常よりも広く車間距離を取っていた。

しばらくして、予想通りというべきか、ステーションワゴンはトンネルを抜けると、右の脇道へ入って行った。やはり、温泉客だったらしい。週末の土曜のこの時間帯は、日帰りで帰る客とこれから一泊しようという客で、温泉地周辺の道路は大渋滞を起こす。

『あれに巻き込まれると最悪だからな……』

トンネルを抜けると道は空いて、緩やかに下って行く。ここから先は、自分との勝負だ。

 

 

 

 

はてなブログProのトホホ(?)な仕様の件について

タイトルの通り、はてなブログPro(以下Pro)を利用されているユーザーの限定記事だから。関係ないヒトはスルーしてくれ。

 

Proに登録すると、ヘッダとフッタが非表示にできる。自分は、それに加えてサイドバーとaboutページのIDも非表示にしている。*1……結果、どういうことになるかというと、ダッシュボードへ行けなくなる

aboutページを編集した際にID消して、ブラウザのタブで開いてたダッシュボード閉じて初めて気がついた。

『あ、やっちまった』って。

こうなると、自分のブログからは、どんな手順を踏んでもダッシュボードへ行けない。

最初にやったことは、ブラウザの履歴からダッシュボードをブックマークした。とりあえずは、これで一安心だ。次は、例のHTMLモジュールで“Powered by Hatena Blog”と記述して、サイドバーの一番下に、はてなブログのトップページへリンクを貼った。これで、トップページを経由してダッシュボードへ飛べる。

実を言うと、以前にヘッダとフッタを非表示にしたときから、この件に関しては気がついていた。その頃は、aboutページにはIDが表示されてたから、ログイン状態で端っこの“Pro”を踏めば、そこを経由してダッシュボードへ行けていた。aboutページが、いつから編集できるようになったかは知らない。ここを離れていた時期かな?(有料使ってることが丸わかりになる)IDの表示が趣味じゃないから、今回のようなことになるんだな。

『今さら何を言ってるんだ。ブログ開始時にダッシュボードはブラウザにブックマークしとくもんだろ?』

そう言われると一言もない。それにしても、見た目をいじってると色々なことが起きる。

 

ちなみに、aboutページの編集だけど。項目を追加した際に、デフォルトの仕様と同じにタイトル下に罫線を引いた形で揃える場合は、<dt>~~</dt>と記述するとできる。

 

 

 

 

*1:サイドバーのIDは、HTMLモジュールで新たに記述して追加してある。

罪の意識というものが欠落している大人たち

土曜の午後(だったと思う)。いつもの大きなコンビニの三叉路を過ぎ、左がブラインドコーナーになる手前で、前のクルマがブレーキをかけて停まり始めた。ブラインドを抜けてみると、クルマが1台。いくらか左には寄せているが、道路のほぼ中央に停車していた。事故か何かと思ったが、クルマのそばにいた二人の女性を見て、そうではないことがすぐわかった。

『また、このオバハンたちか……』

路肩のすぐそばは崖になっていて、ラス網が張ってある。そこから長く垂れ下がっている蔓(ツル)を懸命に二人の女性が引っ張り取ろうとしていた。この女性たち二人を見るのは、実は初めてではない。以前にも、市内の別の場所で、全く同じことをしているのを何度か見かけたことがあり、それで覚えていた。

『こいつら、一体どこから来てるんだ?』

今回あらためて確認して見るとクルマは京都ナンバーだった。ブラインドコーナーを抜けて直後の場所に停車するクルマは、ハザードも出していなかった。蔓は、おそらくカゴを編んだりするなど、趣味の手芸の材料にでも使うのだろう。

事故を誘発する可能性があるのもさることながら、彼女たちが行なっている行為は、厳密に言えば窃盗だ。わかりやすく言えば、見も知らぬ他人の家の庭に勝手に入り、柿を盗んで食う行為となんら変わりない。

 

最近は、ツーリング先で柿を盗んで食ったりしている姿をブログに載せているやつもいる。(マジだぜ)若いやつだろうと思ったら、学校に通う子供がいるような年齢だったりする。『去年も皆と来ましたけど』などと書いてあり、自分が悪いことをしているという感覚が全くないらしい。

前にも似たようなことを書いたかもしれないが、バイクで入っていける場所ならどこでも侵入するのはやめておくことだ。ブロックパターンのタイヤでトラクションをかけて、他人様の土地をガリガリ削り取るようなことは。私道はもちろんだが、公衆用道路とは言っても個人の名義になっていることには変わりない。

 (制限速度を超えて走るにしろ、すり抜け行為にしろ)バイク乗りが恒常的に抱えるダブルスタンダードなど百も承知だが、物事には限度があるだろう?