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装着している社外品のマフラーがオイル交換不可の場合、どうしてます?

自分のカタナ*1は、マフラーを外さないとエンジンオイル及びフィルターが交換できないことになってます。だけど、いちいちオイル交換の度にマフラー外すなんてことはもちろんやりません。面倒臭いし、第一、ガスケットが勿体無いです。それで、俺のような社外品のマフラーを装着しているオーナーは自分なりに工夫するわけですね。

 

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集合してるちょうど真上にドレンボルトが位置してます。ドレンボルトの脱着は、いつも21ミリのメガネレンチを使うのですが、このままの状態では首部分に角度がついたレンチを差し込んでの作業ができません。

 

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(オイル交換の際は、自分の場合は寝転がったほうがやりやすいので、農作業に使う筵(むしろ)を敷いてます)

 

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(メガネレンチを差し込む隙間を確保するため)サイレンサーを留めているブラケット部分のボルトを外して、フリーにします。

 

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ブラケットから外すと、サイレンサーは若干ですが下がり、地面に近くなります。そして、先ほどの集合部分とドレンボルトとの隙間も広がるわけです。

 

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これで、なんとかメガネレンチを差し込んでの作業が出来ます。……と、ここまでは普通に誰でもやってることなんで。別にあれなんですけどね。この状態でドレンボルト緩めると、当然、真下の集合部分がオイルで汚れて後処理が大変です。パーツクリーナーを大量に吹きかける事態はどうしても避けたいですしね。次はその対策です。

 

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梱包資材のパッキン、通称「プチプチ」を用意し、適当な大きさにカットします。

 

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そのプチプチを、集合部分に股がらせるように差し込みます。そして、廃油を入れるトレイを写真のようにセットします。この際に、プチプチの膨らんだ突起部分を表側になるようにセットしてください。

 

この状態で、ドレンボルトを緩めると、以下のような感じになります。

 

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セット位置が若干ずれましたが、プチプチとプチプチの間でオイルの流れが適度に緩衝され、この状態をキープしたまま最後まで排出されます。『プチプチの突起部分を表側にしてセットしてください』と言った意味が、ご理解頂けたことと思います。平らな側を表にすると、オイルが勢い良く流れすぎて、マフラーを保護する意味がなくなります。この方法を参考にされる方は注意してください。もう一つの注意点としては、プチプチの下端は両方とも必ずトレイの中に入れておくということです。そうでないと、トレイを置く意味がありませんから。

 

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オイルが全て排出されたようなので、ドレンボルトを元通りに締めます。

 

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ドレンボルトは、セットする前に鉄粉などをよく拭いておきます。ワッシャーは、オイル交換のつど新品にするのが望ましいですが……そこらへんは、まあ適当に(笑)というか、自己責任で。

 

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ドレンボルトのセットが終わり、プチプチを取り除きました。プチプチを取り除く際に、要領よくやらないと元も子もないので注意します。(オイルに浸かっていた下端のどちらか一方を集合部分が汚れないように巻き込み、片側から抜き取ります)マフラーにオイルが付着したまま放置すると、エンジン始動後に焼けて煙が出ます。万が一付着した場合は、パーツクリーナーで処理するなどして、油分をよく拭っておきます。(プチプチは何度も再使用できますので、捨てずに取っておきます)

 

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あとは、新しいエンジンオイルを規定量入れ、サイレンサーを元通りにブラケットに取り付ければ完了です。

 

「油を売る」の語源通り、器(ジョッキ)に移す際には時間がかかるし、その前の工程での排出にも時間がかかります。バイクのメンテナンスでも一番退屈で、自分的にはあまりやりたくない作業ではあります。

 

 

*1:スズキ・GSX750S2カタナ。