RF2600 の清掃。
RF2600 は、俺が中学ぐらいのときに発売されたラジオです。BCLラジオのブームの頃に父に買ってもらって、中高から20代にかけて、このラジオで深夜放送などをずっと聴いていたのですが、いつの頃からか気がつくと行方不明になってました。昨年に、倉庫の二階を探していて運良く見つかり、その場で簡単に埃を落として自分の部屋に持ち帰りました。よく見ると、表面がかなり汚れているので、掃除したいとおもいます。
老眼もあって、まじまじ見ることがなかったけど……近くで見ると結構汚れてるな。
いつも、パソコンのキートップの皮脂汚れとかをこれで落としています。分解して洗浄するなら、中性洗剤を使うところですが、今回はこれで。(一度購入すると、自分の使い方では結構もつので、まとめ買いしたことを少し後悔しています)あとは軍手と拭き取り用のウェスぐらいです。
掃除をする前に、ツマミなど外せるものは外します。(黄色いのは化学雑巾ですが、今回は使いませんでした)
チューニングのダイアルだけは、あとからの調整などが面倒なこともあり、このまま掃除します。(と言いつつ、画像は電解水で拭いたあとで、かなり綺麗になっています)
ある程度、掃除が進んだところで、各部のヤレ具合の点検です。
屋内保管とはいえ、手入れせずにいると、このぐらいは錆びるみたいです。使用する分には問題ないです。
古いラジオは、電池を入れていたことを忘れて、液漏れなどで悲惨なことになっていることが多いです。今回はどうかな?
電池室の中を開けてみたところです。端子にもサビがなく、綺麗な状態でひと安心です。
電池室の蓋の裏です。変色していますがスポンジも原型を留めた状態です。
アンテナは、一見して問題ないようですが……
中で錆びているらしく、最後のロッドが出て来ない状態です。遅かれ早かれ、分解整備が必要になるでしょうね。
掃除が完了しました。
天板は歯ブラシで擦って綺麗になりました。
そこそこ綺麗になりましたが、透明カバーの中の曇りなどは分解しないと無理ですね。
実際に音を出すと、こんな感じです。↓