純正アッパーカウルの補修と塗装(8)
本当は、昨日また夜中に倉庫行って、研磨の作業自体は殆ど終わってた。今日の午後、塗装面のゴミをチェックしたあと湿度計を確認。
『これぐらいの湿気ならやれるんじゃね?』と思って、急遽塗装準備。ボカシ剤*1を作ってまず補修箇所よりも広めに塗装。次に純正色を塗装していたら……垂れた。調整しても塗料の出が今ひとつだったから、おかしいとは思ってたが、見事にエアブラシが目詰まりしてた。
純正色は、以前と同じにシンナーで倍に薄めて念入りに攪拌、エアブラシの口径も同じ0.5ミリを使用。前回使用した際に洗浄がしっかりできてなかったのかもしれない。「うがい洗浄」して、トリガーを引き続けてもカップからシンナーが減らない。かなり重症。(金属粉が混ぜてある)メタリック系は道具の洗浄に気をつけているつもりだったが、考えが甘かったようだ。
垂れた塗装は乾燥後に段差を研磨した。
もうちょっと拡大すると、こんな感じ。予想してたよりは酷くなかった。
スプレーガンで全塗装すれば簡単なんだけど、やりたくないんだよねえ。塗料の吐き出し量が多い分、屋内の養生する範囲とか準備が大掛かりになるから。まあ、対策をまた考えますわ。
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続きは来週ぐらいかなあ。お天気と道具。塗装は手間がかかる。まあ、ぼちぼちやっていきます。
追記。
今思い出したけど、スプレーガンって基本的に濾し紙で塗料を漉して使うのが前提。塗料の粒子の大きさもスプレーガンの口径に当然合わせてある。エアブラシに自動車板金用のウレタン塗料(特にメタリック系)を使うときは、漉し紙で漉してから投入したほうがいいかもね。次回は試してみます。
*1:クリア2:シンナー8の割合で混合。