純正アッパーカウルの補修と塗装(3)〜 less is more, day by day 〜
田舎では珍しくもない、外に設置された流し台。屋外ということと、母が日常的に野菜の泥を落としたりするのに使う関係で、丸で囲んだ部分のパッキンの減りが異常に早い。前回も俺が交換したが、今回は放置していたら一晩で漬け物樽が満杯になるぐらい漏水。看過できないということで、パッキンを交換となった次第。(元の水栓を閉めなきゃなんないから、結構めんどい作業なのよね)尚、外した古いパッキンは面倒でも取っておくと、次回の交換時に『アレ、どんなパッキンだったっけ?』という事態が防げるので、念のため。
トラクターも、毎年のようにディーラーへメンテに出すヒトがいるが、自分は(後処理に面倒な)油脂類の交換をしてもらう程度で、耕運に使用して磨耗する爪の交換すら頼むことがない。タイヤの空気圧調整ぐらいは、当然のごとく自分でやる。水栓を修繕したついでに、空気圧を調整した。(農家では、コンプレッサーが必携のツールです)
さっきの流し台の蛇口のパッキンを探していると見つけた。格好は良いけど、レーシングキャブレターの調整とか、これからも自分には縁がなさそうだ。この道具では、固着したジェット類を外せないのは一目見てわかる。そういう意味でも今後も使う機会がない。未使用でもあるし、いずれはオークションに出して処分するつもり。
自分の環境では、これで十分だ。
さてさて、面倒な用事が片付いたところで、例のアレの作業を少しでも進めておくとするか。
プラリペアは完全硬化。次は研磨だ。まずは適当にマスキングして養生する。
プラリペアは、完全硬化すると手で研磨するのはとても無理。
ということで、これを使って最初は削っていきます。
まずは第一段階としてこんな感じになるまで削る。
ホントにクッソ硬い。
今回投入したツールたち。リューターで粗方削れたら、次は真ん中の鮫肌のようなヤスリが付いた黄色いやつでガリガリやって、最後はペーパーで表面を平滑にする。ちなみにペーパーは240番。今回一番の功労者は、真ん中の黄色いやつ。メーカーや名称は忘れたが、ホームセンターで普通に売られているもの。かなり硬い表面でもイケる優れモノ。
それで、今回の成果がこんな感じ。↓
ちなみに、これが研磨する前。
研磨前と研磨後を比較すると、こんな感じ。
今日は、これぐらいにしといてやらあ。(by 池乃めだか)後ろで見切れてる鍋は気にしない。時々、キャブを煮るだけだから。(え?)わかるやつだけついてこい。バッチこーい。
いつでも乗り出し可でござる。
気温20度。湿度30パーセント。倉庫の中も過ごしやすくなりました……というか暑すぎ。汗かいちまった。また田植えの時期には、夜はすごく冷え込むんだよな。ここら辺りは田舎だから。(北海道じゃなくて本州の話です)
見頃が終わり、花弁を散らさずに枯れる庭の梅。
それじゃまた。