エアブラシのカウル塗装に再挑戦。
ここのところ更新をさぼって何をやってたかというと…エアブラシでカウルを塗装する方法を研究してました。コチラで一回チャレンジしてダメでしたが、諦めきれずにリベンジです。
問題はやはり塗料の粘度だということで、どのくらいの割合で希釈するか(シンナーを入れるか)試行錯誤。何回か塗料をつくっては試し吹きしてたどり着いたのが、(硬化剤を入れた)塗料とシンナーを1:1の同量混ぜるとちょうどいいことがわかりました。*1
感覚的な話をすると、スプレーガン用の塗料に浸した攪拌用のヘラを持ち上げると滴が「ツー、トトト…」って感じで落ちるのがちょうどいい粘度ですが、エアブラシの場合は最初から「トトト…」って感じで落ちるのが理想ですかね。それぐらい、エアブラシで吹く場合は、シャパシャパに溶いてちょうどいいようです。
ちなみにエアブラシで吹く場合の圧力はこんな感じで、そんなに高くありません。この圧力計の透明カバー、ガラスだとおもってたら普通に樹脂で出来てました。シンナー掛かって拭いたら溶けてきたんで、めちゃ慌てました。さすがの中国製。(圧力計だけ交換するのもありかな?)
コチラで磨きすぎで剥げて出来た傷をピンポイントで補修後に一旦器具を洗浄。上塗りのクリアもエアブラシで塗りました。スプレーガンでこのツヤを出そうとすると、かなりノズルを近づけないとダメで、自分の場合はノズルと対象物の距離が10センチ以下ぐらいで連続して吹いてるとほぼタレてました。*2 それがエアブラシの場合は、クリアを5センチ以下で連続して吹いても(塗料の粒が細かいので)ほとんどタレて来ることはありません。自分が使用していたスプレーガンのノズル径は1.3ミリ。今回使用したエアブラシは0.5ミリ*3と、半分以下の吐き出し量になります。
エアブラシの場合は、塗料の粒がきめ細かい分、塗膜が薄くできるのが、タレが起きにくい原因のようです。画像のように簡単にツヤが出るので、このまま乾燥すれば、ほぼ磨き作業が必要無いぐらいの仕上がりです。(修正後の画像を撮り忘れましたが)コチラで磨きすぎで出来た傷の部分補修も言わずもがなで、ボカシなどのテクニックなしで普通に吹き付けするだけで簡単に綺麗に仕上げることができます。