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あ、やっちゃった…さて、どうする?

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カウルの磨き中に、やっちゃいました。磨き過ぎです。クリアの垂れが酷かったので、ついつい力が入りすぎて、ご覧のようにゲルコートまでいってます。

組んでしまうと見えなくなるところなんで、「まあ、いいか」で済ますこともできるんですが、気分的にも、ここはチャチャッと補修しちゃおうかと。

 

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スプレーガンで吹くには大袈裟すぎる傷なので、こんなシステムを組んで塗ってみることにしました。エアブラシは模型用、コンプレッサーはいつもの吹き付けに使ってるものです。(組み付けに必要な変換プラグなどの情報は、適当に検索すれば出てきました)

 

…で、結果ですが、あんまり上手くいかなかったというのが正直なところですね。

 

模型用のエアブラシをふつうのコンプレッサーに繋いで使うことはできます。但し、塗る対象が模型なら、ということですね。一般的な模型用のエアブラシはノズルの口径が0.3ミリです。メタリック塗料が詰まりやすいことを考慮して今回使用したのは0.5ミリなんですが、それでもラメ(金属粉)が詰まり気味で上手く発色しませんでした。

カップに投入しているのが自動車用のウレタン塗料ということで、もしかすると粘性とかも関係しているのかもしれません。自動車用品店で一般的に販売されているアクリル系塗料を使うことも考えますが、ウレタンの上にアクリルを乗せて、最後にウレタンのクリアを吹くと確実に縮みが発生します*1ので、上塗りのクリアが必須のメタリック系の塗装では無理ですね。

(このシステム、当然ですがプラモデルなどの模型を塗る分には全く問題なく使用できます)

 

*1:アクリル(下塗り)+ウレタン(中塗り)+アクリル(上塗り)でも、結果は同様に縮みが発生します。要は、違う性質の塗料をサンドイッチにして挟まなければいいだけの話なので、アクリル塗料で塗った仕上げの上塗りにウレタンのクリアを塗っても全く問題はありません。