やはり専用のパーツでないと無理みたいです。
前回の続きです。
画像のように端子をかしめて、コネクタというかカプラー(以下カプラー)に差し込みましたが…真っ直ぐ立ちません。直接メーター側のカプラーに差し込むのは問題ないのですが、カプラーを通して接続するのは(なかで斜めになって)無理でした。あと、やはり専用のパーツではないので、カプラーのなかで固定できなくて端子が遊ぶんですね。ということで、Aプランは却下。で、Bプランは、やはりあのアフターパーツを使う方法しかないのかな、ということで…
メーターカプラーをハーネスぎりぎりで切断。古い端子を全部撤去します。自分は再使用をすることも考えて、カプラーのなかにある端子を撤去しましたが、大野スピードの復刻品のパーツは、カプラーと端子がセットなので、ふつうは必要ない作業です。
カプラーから取り除いた端子を観察してみると、真ん中をかしめずにストッパー(=端子の固定)の役目をさせる構造になっていました。やはり専用の端子でないときちんとカプラー内の所定の場所に固定できないみたいです。
部品が予定通りに届けば、GW中に乗れるかな。物流次第って感じですね。
追記。
通常、ここまでバイクのハーネスを分解することはないです。カタナは、メーターカプラーの直下でハーネスが断線することが多いみたいです。生産から30年以上といえば、電化製品だと“火災の恐れがある”とかいってメーカー自らが回収を呼びかけたりするぐらいですから、カタナ特有の症状というよりも、旧車におきがちなトラブルと考えたほうがいいと個人的には考えています。(ハンドル周辺部分のハーネスに限っては)メーターがフレームに直付けのタイプとハンドルに追従するカタナみたいなタイプとでは、やはり後者のほうが劣化が早いのかな、ともおもいます。