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キャブレター考(3)

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自分のカタナのキャブは、純正のミクニのBS32からケイヒンのCVK36に交換している。いわゆる純正流用というやつ。初めて当ブログにおいでになった方に説明すると、キャブピッチが純正とCVK36では違うので、ステーとスロットルリンクを延長加工して合わせてある。

 

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エンジンの修理から戻ってきたのが去年の3月2015年の3月で、その後はオンシーズン中に月に2〜3回のペースで日帰りツーに行くというサイクル。パワーフィルター(以下、パワフィル)を見ると、ほぼ上から1/3の部分を中心に汚れている。

 

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パワフィルの汚れ方が均一でない(=吸入効率が悪い?)主な原因として考えられるのは、後ろに設置してあるダストガード*1だと思われる。ダストガード内側の曲面に沿って、

 

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矢印で示す方向に空気の流れができていて、パワフィルの下部の空気の流れが、

 

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上部に比べて速いのが原因だろうな。簡単に言うと、ほとんどパワフィルの上部からしか吸入してないということだ。いくら、純正の口径から4ミリ大きいサイズのキャブを装着していても、パワーロスが大きければ意味がない。結論から言うと、現仕様(=パワフィル仕様)では、ダストガードは必要ないということになる。ダストガードで、ある程度の空気の溜まりができること(=エアクリーナーボックスに近い役目)を期待してたが、自分の予想とは違ったようだ。あまり汚れていないから、見た目には大したことがないようだが、オーナーの俺本人には高速域で開けてもついて来ない感触がある。

 

純正が、エアークリーナーボックスの仕様になっている理由は、湿度を含め、こうした外部からの影響を受けることなく、キャブレターへ安定して空気を送ることができるから。今装着しているCVK36のパワーをできるだけ生かすためには、最終的にはエアクリーナーボックス仕様へ変更せざるを得ないのかなとおもう。

 

『ダストガードよりヒートガードが先じゃねえのか?』という疑問に関しては、ネットで検索すりゃあ、いくらでも出てくるよ。知り合いにカタナ(を含むスズキの空冷)に乗ってるオーナーがいるなら、直接聞いてみるのもいいんじゃないかな。

 

 

 

*1:エンジン修理の際に、「車体後方からの粉塵巻き上げ防止目的」と言うバイク屋の判断で取り付けたもの。