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本格的な夏に向けて

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ツイッターに書いた通りです。『ひさびさ乗ったからビビリミッターか?』とも思ったけど。いくら開けても全然スピードが乗らなかった。家から乗り出しの際に、すごく掛かりが悪かったから『おかしいなあ』と思ってたけども。多分プラグ。シフトペダルはスプロケのカバーを一度外してみてみる必要がある。カタナはよくシフトペダルが入らなくなるバイクだな。ゼファー(750)乗ってたときなんか、ホイールベアリングちぎれてバラバラんなるほど峠で走りこんでも、シフトペダルなんかスコスコ入ったてたけど。その点頑丈だね、カワサキは。

 

ゼファー750のオーナーだったころ『検定車両なんかよく買う気になったな』と馬鹿にされ……実際、某◯りんかんの従業員に『……ああ、あったあった。サイドカバー。これないと大型バイクだって分からないですもんね(笑)』って言われたこともあったけど。タイヤに窒素充填してもらったときかな。窒素充填なんて今では特別珍しくもないけど。それが、Zの市場がここ数年でゼファーのほうへシフトしてきたもんだから、エンジンのデザインのせいもあって高騰してる。ヒトの気持ちってのは勝手なもんだ。

 

ゼファーの前は、ZX-11(D6・ZZR1100の北米仕様)に乗っていた。『なんでわざわざナナハンになんか乗り換えるの?』って言われたけど。なんでだろうなあ。取り回しがしんどくなったとか?(笑)乗り出しちまえば楽チンで。実際に走行中に不満感じることは一度もなかった。乗り始めの頃、一般道でスピードメーター見て『うわ』と驚いたことがあった。普通にアクセル開けるだけで四輪にまず抜かれることはなかった。スピードが出るけどスピード感がない。不思議なバイクだった。見た目に反してグイグイ曲がるし。

 

ゼファーのあとはニンジャ(GPZ900R・A12)だった。『こんなもんだろうな』と特別に速いとも思わなかった。ナナハンのニンジャのときもそうだったけど、寝かしこむと倒れていきそうな感覚は一緒だった。よく言われるけど、ニンジャは曲がらない。このころにはFフォーク径も太くなっていたし、ずいぶんと足回りは改良されていたんだけれども。それに、よく言われる重心の低さもオーナーになってみると『そうかな?』みたいな感じだった。思いが強すぎたんだろうな。大型の免許を取る動機になった車両だったし。映画『トップガン』のイメージがあまりにも強烈だったから。クソミソに言ってるみたいに聞こえたらあれだけど、普通に乗る分には不満がない車両だった。もう時効だから言うけど、◯バイから初めて逃げ切ったのもこの車両だった。

 

今のカタナの前は、Vmax(第1世代・北米カナダ仕様最終)だった。さすがヤマハというか、4メーカー中一番綺麗な作り込みのお洒落な外観で、オーナーがカスタムする必要性をまったく感じないバイクだった。逆に言うと、完成されすぎていて、変にいじるとバランスが崩れるバイクの筆頭みたいな車両だった。Vmaxのカスタムで『これは格好いい』という車両に一度も出会ったことがないと言うのが正直なところだ。真横から見た感じに反して横幅はスリムだったけど、メガホンタイプのマフラーエンドが張り出しているおかげで冗談にもすり抜けなどはできなかった。城崎からの帰り、渋滞にはまって交差点のど真ん中でエンスト。遠出で意外と使い勝手が悪いことを思い知り、手放すことになった。(真夏に衆目の好奇の目にさらされながら、訳の分からない汗をかきながらクソ重たい車両を押す経験は味わった人間にしかわからない。あの噂は本当だった)

 

最近また『SSみたいな速いやつに乗りてえなあ』とか考えたりする。病気だね。

 

 

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f:id:ghost_pain:20160615182206j:plainこれらの画像は昨日の夕方のものです。というか、時間的には宵の口。この社外品のアッパーカウルとも、そろそろお別れです。

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