純正アッパーカウルの補修と塗装(5)〜サーフェーサー吹き付け〜
(緑の丸で囲んだ部分の)ヒビ割れに充填したプラリペアも、一晩おいて固まったようです。とりあえず研磨します。
研磨終了。うーむ……ヒビ割れの部分を削りすぎたし、巣穴が……
2箇所の巣穴のうち、上側のものは縁を削り込めば消えてしまうとして、下側のものは塞ぐしかありません。
今回は、これで巣穴を塞いでみます。瞬間エポキシ接着剤(以下、瞬着)。本来はプラモデルに使用するものです。
青と赤のチューブから同量絞り出して混ぜ合わせます。どちらも透明です。青色を絞り出すと、形容しがたい独特のニオイがします。できれば、あまり嗅ぎたくないニオイです。硬化が比較的速いので、手早く作業します。
瞬着は、削りすぎたヒビ割れの部分と、その斜め左下の巣穴、そしてブラケット穴下側のプラリペア充填部分が全体に浅い凹みになっているので、そこにも塗りつけます。硬化時間の目安が気温20度で5分だったかな。夕方(4 /19)で陽も落ちて少し寒いので、ヒートガンで温めて硬化時間を少し早めます。
硬化後、研磨しました。下側の巣穴と浅い凹みは、上手く埋めることができました。ヒビ割れた亀裂部分に乗せた接着剤は研いでいるうちにまた剥離してしまいました( ̄σ・・ ̄)
しかし、(表面上の処理は別にして)ヒビ割れ部分の亀裂自体は プラリペアの溶着で塞ぐことができています。強度的には、これで問題ないと思います。
丸一日置いた、今日の夕方。
サーフェーサーを吹くためにマスキングします。
塗装ブース(模型用)を準備。
(ちょっと大袈裟な気もしますが)カタナにも養生しておきます。
使用するサーフェーサーは模型用です。一般的に自動車補修用に売られているものと比較するとかなりきめ細かいです。
サーフェーサーは合計3回吹き付けました。
薄付け(ポリエステル)パテで表面処理します。
今日は、これで一旦終了です。