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塗装ブースを組み立てる。

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コチラの記事だけでは、塗装ブース(模型用)というものがいまひとつ分かりにくいとおもいましたので、組み立てて構造を説明してみます。

まず最初に本体カバーに本体のシロッコファンを組み込みます。ネジを3箇所留めれば完了です。

 

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内と外と2箇所にフィルターを取り付ける構造ですが、まず内側のフィルターを取り付けます。両面テープで貼り付けます。フィルターの材質は、薄い不職布です。

(四辺すべてを貼り付けずに)下辺が空いている理由としては、隙間をすべて塞いだ状態でスイッチを入れると、負圧でフィルター自体を吸い込んでしまうためとおもわれます。

ふつうの換気扇のフィルターのように、枠付きのもので交換するタイプにもできたでしょうし、そうすれば下辺の隙間を空ける必要はありません。しかし、そうなるとコスト面で商品の価格を上げざるを得なくなるので、こうした構造にしてあるのでしょう。*1

フィルターは、予備も含め4枚付属しています。

 

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次に、塗装ミストの飛び散りや吹き返しを防ぐ透明カバーとハニカムフィルターを装着します。ハニカムフィルターは大きめに作られているので、はめ込む際にフィルターの端を適当に潰してサイズを調整します。基本的にダンボール紙でできていますので、簡単に手で潰すことができます。

 

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 最後に排気ダクトを取り付けて、組み立ては完了です。ダクトは最長で150センチまで伸び、形も自由に曲げることができます。

 

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 電源のオンオフのスイッチが付いています。

 

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ブースの前に置いて、塗装する模型や用具を載せて使うトレイです。

 

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移動用の取っ手が付いてます。 

 

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 そこそこ大きいので、置き場所の確保が大変です。とりあえず、使わないときはここに置くことにします。

 

追記。

 

組み立て後の試運転しました。音はかなり静かです。肝心の吸い込みですが、(シロッコファンの)見た目同様にトイレの換気扇レベルぐらいはあるかな?という感じです。

 

*1:商品名:Gツール GT03 Mr.スーパーブース 価格:¥11,899(アマゾン)2015.06.20現在。