アッパーカウル塗装 〜 2色塗り分けが完成〜
コチラでクリアの捨て吹きをして前回は終了。今回はヘッドライトのカバー部分を黒色に塗装します。そのまえに、クリア塗装に付着したゴミを除去する必要があります。大きいゴミだけ赤丸で囲みましたが、こんな感じで繊維状のゴミがくっついています。
以前にもコチラで紹介しましたが、塗装前のユニコーン製アッパーカウルはこんな感じ。黒ゲルです。説明を続けます。
いつものように、3Mのスポンジ研磨材で水研ぎして、ゴミを取り除きます。画像の研磨材は#1500相当です。
ゴミが除去できたら、マスキング作業に移ります。黒色に塗る分以外を塗料が付かないよう覆います。
まずは、境界に当たる部分から。曲線用のテープで慎重にライン取りをします。(このあと、もう一度修整しました)
なんとかマスキングが完了です。脱脂をします。
使用塗料は半艶の黒です。それに合わせて硬化剤も艶消し用を用います。
薄く塗り重ねて、最終的には5〜6回塗り重ねたとおもいます。
いきなりですが、半艶黒塗装が完了です。半乾きになった(塗装表面が乾いた)ところで、マスキングテープを剥がします。色は、やはり半艶黒で正解でした。
すべて剥がすとこんな感じ。やっと見慣れたカタナのカウルになりました。
塗り終わったカウルと純正のカウルを比較してみます。
正面です。並びはさっきと同じで、左が自分が塗ったもの。右が純正カウルです。
敢えて言うなら、自分が塗ったもののほうが、若干金属粉が荒い感じがします。それと、業者が塗ったものよりも、すこし色味が濃いかな。
黒と地の色のメタリックの境界です。やはり、クリアの捨て吹きが効いてます。マスキングをしただけでは、滲みが出ていたとおもいます。この滲み防止の方法は、昔に缶スプレーでヘルメットを塗った際に覚えていたので、今回、吹き付けの際にも役に立ちました。
ここの部分は正面ですし、失敗するとかなり目立つので、ひと安心です。
クリアをもう一度、何回か重ね塗りして乾燥後に磨きをかけたら完成です。きょうは、かなり捗りました。