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紅旗征戎吾ガ事ニ非ズ

最近は、まあまあ忙しいです。

説教なんて、ただただ言いたい奴の憂さ晴らしでしかない。

説教はもともと仏教用語だ。法事とか行くと、最後にお坊さんが説教をする。面白おかしくお話しされて場を沸かせたり和ませた後に本題に入るから、大抵は何の抵抗もなく話を聞く者の腑に落ちる。

 

若い時、仕事かなにかで失敗して、年嵩の人間から説教されることがあった。大抵は話が長くてうんざりしたもんだが、それでもその人間の話す内容になんらかの得るものがあるに違いないとおもい、耐えた。その説教垂れた人間と同い年ぐらいになってみて、あの俺に説教垂れてた連中は(学校の先生も含めて)ただただ憂さ晴らししたかっただけだったんだな、ということが今はよくわかる。

 

バイクがらみのトラブルが続いて、自分よりもその辺のことが明るい人間に相談する機会が何度かあったわけだけだが、そういう人間のなかにも説教好きがいるんだな、これが。

 

“ピッチ変更してキャブの純正流用?そこにそもそも無理がありますわ。それなら、いっそのこと、FCRに変えるとか…”

“(古いバイクに愛着があるとか)そういうの、メーカーの連中は一番嫌うんですよね”

 

FCRに変更したって、メンテフリーってわけにいかない。どっちかというと、レーシングキャブレターを街乗りやツーリングに使用するほうが、頻繁に調整が必要だから、普通の人間には手間だろう。

 

俺みたいに、新車購入もしないで古いバイクを維持してるやつは、一般のバイク屋からしてみると、顧客の対象じゃない。メーカーの看板掲げて商売させてもらってる限りは、ホンダのウィングだろうが、カワサキだろうが、毎月の販売台数のノルマがある。だから、(今乗ってるバイクで十分満足だし、お金を余分に使いたくはないが)古いバイクに乗るオーナーは、世話になってる店で時々新車購入をする。そうでないと、メインのバイクに何かあったときに困るからだ。

 

バイク店のオーナーもこんな事情でストレスを常に抱えてるもんだから、俺みたいなやつから相談なんか受けると、日頃の鬱憤をここぞとばかりに晴らそうとするんだろうな。さんざん説教めいたこと聞かせといて、肝心のこちらが相談した内容にはろくすっぽ答えてくれない。

 

…まあ、こっちにしたってわかってはいるんだけど、どうしても愚痴がでてくるよ。