紅旗征戎吾ガ事ニ非ズ

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電装系のトラブルについて、現時点で判明していることだけ書いてみます。

俺が考えているより遥かに重傷みたいです。

電装系トラブル。

 

簡単に結論から言うと、レギュレーターのバッテリーのプラスと接続するはずの赤い線がバッテリーとつながっていません。赤い線は、メインハーネスから枝分かれした(アクセサリー用に余っているとおもわれる)赤い線に接続していました。 つまり、3/28にエンストしたときよりも前の、修理完了の納車時から正しい配線がされていなかったということのようです。これでは、バッテリーへ(オルターネーターで発電された)電気が供給されません。

(レギュレーターのほかの三本の線は、ステータコイルの配線につながっていました。これ自体は、素人の自分でも間違うことはまずないだろうとおもいます)

これまでの、3/28, 4/17, そして4/27 と計三回のエンストは、オルタネーター(ステータコイル)から発電された電気がバッテリーへ供給されず、走行でバッテリー内の電気を使い果たしてしまう、というパターンを繰り返していたようです。3/21にも完成したバイクで出かけていますが、補充電後で比較的近い場所の家との往復だけだったので、運良く自宅まで何事もなく帰れたというのが真相のようです。その次の週の3/28は、3/21の走行後に残った電気だけで家を出たため、いつも入れるセルフで早々にエンストしたということみたいです。

バッテリーを昨日も含めて計二回積み替えていますが、リチウムイオンバッテリーも液漏れしたバッテリーもたぶん正常に使用できるとおもいます。いくら部品を新しく入れ替えても、正しい配線に接続していなければ正しく機能しないことは当然です。

昨日、バッテリーを新しくしてエンジンをかけて電圧を計測しても、今まで同様に電圧が上がらないのを不審におもい、“もしかして配線自体が間違っているのではないか?”と、キャブの同調作業後に改めて調べてみると……案の定でした。今更ながら気がつくとは、俺も相当な間抜けです。

スターターリレーからバッテリーのプラスへの配線はされていましたが、唐突に途中でギボシが挟んであり……なにか妙な感じでした。この配線がされていたおかげで、バッテリー内の電気を使うことは可能になり、電気を使い果たすまでは走ることができたということのようです。

 ここまではわかったのですが、レギュレーターのバッテリーへの接続は、いわゆる“バッ直”では駄目だろうし、(ヒューズを挟むぐらいのことはわかるのですが)肝心の配線を具体的にどういう形にしたら正解なのかよくわからない、というのが正直なところです。

…配線図って、ややこしいですね。たどっているうちに訳がわからなくなります(笑)