一難去ってまた一難?
きょうは昼に商談(というか小商いに関係した約束)があって、そのあとにカタナの試走。(肝心の商談のほうは、相手方の理由で契約不成立)
“レギュレーターを点検する際は、エンジン5,000回転まで回して、リレーにテスターを…”とか、マニュアルには書いてありますが、こっちはオーバーホール直後でそんな冒険できないし。点検するには、試走するしかないと。仕方ないですね。
バイクを倉庫から引っ張り出し、チョークもなしで一発始動。少しだけ回転上げて、そのままスロットルをしばらく固定して、アイドリングの安定もそんなに時間をおかずに発進。
…よかったのはここまで。
例のトンネルに入り、ヘッドライトをオン。ライトは点くが…メーターのバックライトは点かず。
“くっそー、またバッテリーあがりか…”
とにかく、トンネル出て適当なところでUターンしないと。気持ちばかりが焦る。いつも通る道なのに、こういうときに限って広い路肩がなかなか無い。結局、トンネル出てから数キロ走ったところで、道幅の広い脇道に入って、そのままUターン。家路を急ぐ。脇汗が半端ない。前を走るクルマには申し訳ないが、信号待ちのたびに(エンストしないように)スロットルを煽り気味にする。
ようやく家について、倉庫にバイクを入れて…テスターでバッテリーの電圧を計る。
“あれれ…そんなに減ってない?”
少なくとも、先日のエンストした距離ぐらいは走行してるはずなのに、バッテリーの電圧があまり下がった様子がない。
イグニッションをもういちどオンにすると、ふつうにニュートラルのランプが明るい。試しにポジション、ヘッドライトをオンにして前に回って確認すると、これも光量は十分。
“なんだ、単純にメーターの配線の接触不良かよ…”
さっそくカウルを外して配線を確認する。メーター直下のハーネスのテープ を解いて点検。断裂しているものが一本、すぐに見つかった。
“半田付けが取れたか”
バイクショップで半田付けしてもらったものが取れていた。もしかすると、先日、クラッチケーブルの取り回しを変更したことが関係しているかもしれない。クラッチケーブルを確認すると、被覆の一部が削れていた。
マニュアル通りにクラッチケーブルの取り回しを戻すことに決め、とりあえず、断線したバックライトの配線を仮につないで、ヘッドライトを点灯。
バックライトが点灯したのを確認。
(断線も二度目だし)ギボシの根元で半田付けしてあるのを、いっそ、ギボシからして新しくしたいが、コネクターからギボシが容易に引き抜けない。というか、引き抜き方がわからない。きょうはこんな感じでメーターが落っこちないようにとりあえず固定して、あとでなにか方法を考えよう。あんまり格好良くないけど、しょうがない。
クラッチケーブルの取り回し。黄色が今までのレイアウト。赤色がマニュアルに沿った形。(写真取り忘れたけど)このあと、とりあえずマニュアル通りに取り回しを変更しました。
メーターのバックライトの件は別にして、走行に関しては問題ないことがわかった。結局、どこが悪かったのか、自分なりに(あくまで消去法だけど)考えてみました。
ステータコイルですけど。外したものを点検してみましたけど、これといってどこも焼損した箇所とかなかったです。(ほかのヒトが点検すれば、また違うのかな?)新品に交換したから、別にいいんですけど。
レギュレーターも、テスターで点検すると、断線・短絡ともに問題なかった。
液漏れしたバッテリーも、充電に問題なし。
となると、
やっぱこいつか。スターターリレー。最初からきちんと手順を踏んでおけばなあ…。ほんと、高い授業料だった。
まあ、ステータコイルとスターターリレーは新品に交換できたし、レギュレーターは下手に新品(社外品)の中国製買うよりも、純正の中古品*1を使うほうが確実で安上がりだってこともわかったから。前向きに捉えることにしよう…というか、そう考えないと、30年以上前の旧車なんてとても乗ってられない…。
先日まで使ってたテスターは、使用レンジ間違って壊したので買い換えました(笑)これは日本製かな?製造は長野県の会社と一応書いてありました。
GWに間に合うかな?
これが そもそもの発端。3/28(土) だった。
追記。
たまにバイク置き場の画像に度々映り込む、こいつですけど。
子供のおもちゃではありません。俺に子供はいません。
これは、商品名が“らっ君”っていう、もともとは畑の畝と畝の間を移動する作業椅子です。座って畑の谷に沿って横移動しながら、野菜の手入れなどをする目的でつかうものです。ホームセンターの安売りのときに買ったので、百円しなかったとおもいます。
こんな感じで中は物入れになってます。
軽いし頑丈なので、俺はバイクのメンテ用の作業椅子として使ってます。安い割になかなか壊れないし、もう元は十分に取った感じです。
まあ、小さい子供を乗せて、取っ手のところにロープつけて引っ張ってあげれば喜ぶか。そういう使い方もありかな。
*1:もちろん断線・短絡の検査済。