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中古キャブレターを分解する(1)

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最近入手したCVK36キャブレター。

サビや汚れはなく、スロットルバルブ・スターターともに固着ありません。

おそらく、中身も外同様にきれいな状態とおもわれます。

 

中古キャブレターの程度は値段に比例する*1、とおもっていいです。

 

 キャブレターの入手先ですが、ヤ◯オクはやめたほうがいい、と言っておきます。

いろんな意見があるでしょうけど。

(特に分解に不慣れな段階での)ヤ◯オクでのキャブレター調達はやめたほうがいいです。

最近も、(教材用に割り切って)ヤ◯オクで調達したケイヒン製純正キャブ*2を分解しました。

説明では“固着無し”とのことでしたが、見事にスロットルバルブは四カ所ともに固着、そのうちの1枚は曲がっていて、完全な粗悪品でした。

とりあえず連結を解いて、中身のジェット類などを部品取りして、あとはゴミです。 

珍品とおもい取り寄せました*3が、駄目でしたね。

いつもなら、評価と商品到着を一緒に書き込みするんですが、放置して沈黙です。

ショップでしたが、下手に悪い評価いれると、あとが怖いですから。

(しばらくすると、向こうから“大変良い”の評価が入りました)

 

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4連キャブの分解の第一歩は連結を解くことからですね。

道具はごらんのような感じです。

ドライバーは貫通ドライバー*4です。

キャブのボディをステーに留めてあるネジは、

通常でも固いので、潤滑油などでゆるめる下準備をします。

あとはおもいきりよく、ドライバーのお尻をハンマーで叩くだけです。

(大抵の場合、これで連結は解けます)

叩き台(?)に使用しているのは、廃材です。

キャブ本体に傷をつけずに、作業が可能です。

(たぶん、古い家の梁かなにかだとおもいます)

 今日は、一応準備編ということで。

次回から分解に入ります。

 

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 おまけです。

いま現在装着しているキャブレターです。

こいつは今日ご紹介したものよりも、安く入手しました。

ですので、程度もそれなりでした。

とは言っても、それは外観だけの話で、

ひどい固着さえしていなければ、分解洗浄して組立て直すので、

自分にはあまり関係ありません。

(センサーはどこにも繋がってません)

 

キャブレター考 

キャブレターピッチを合わせる 

キャブレターピッチを合わせる (2) 

中古キャブレターを分解する(2) - 晴れた日はオートバイに乗って

中古キャブレターを分解する(3) - 晴れた日はオートバイに乗って

 

*1:今回入手したキャブレターは税込で15,000円ぐらいだったかな

*2:税別で5,000円ぐらいです

*3:K社のツアラー純正、とだけ言っておきます

*4:ステーに使用されているネジのサイズは2種類ですので、正確にはドライバーは2本要ります